帳簿を「複式簿記」で記帳する必要があります。
おこづかい帳のように、収入(売上)と支出(経費)だけを記入した帳簿を簡易簿記と呼び、簡易簿記でも青色申告なら10万円の控除を受けることができますが、青色申告の醍醐味はやはり65万円の控除を受けることにあると思います。
複式簿記はきちんとした簿記のルールに則って記帳されることが必要で、筆者が起業した20世紀末の頃には非常にハードルの高い事でした。
しかし最近は、優秀な会計ソフトが安く販売されていることもあり、以前に比べて比較的簡単に複式簿記で帳簿をつけ、65万円控除を受けることができるようになりました。
しかし、残念なことに会計の知識が全くない方が、勝手な思い込みで会計ソフトに取引記録を入力しただけでは正確な帳簿にはならないことも事実です。
では、会計の知識の全くない人は、どのようにするべきでしょうか?
会計の知識の無い人が、青色申告で65万円控除を受けるための3つの方法
- 税理士に頼む
確実です。最も手軽です。しかし手数料がある程度かかります。 - 自分で勉強する。
多くの人が挫折します。いまから簿記学校に通えますか? - 公益的な機関に相談する。
商工会議所や商工会、青色申告会や法人会などは、税務申告のお手伝いをしてくれます。